「インプラントって、どんな順番で進むの?」「治療期間はどのくらい?」とよく聞かれます。インプラントは、あごの骨としっかり結合させる必要があるため、いくつかのステップを段階的に進めていきます。ここでは一般的な治療の流れをご紹介します(実際の進め方はお口の状態によって異なります)。
インプラント治療の一般的な流れ
- 診査・診断(CT撮影)CTで、あごの骨の量や厚み、神経・血管の位置を立体的に確認し、安全な治療計画を立てます。
- (必要な場合)抜歯と治癒期間残せない歯がある場合は抜歯し、傷が治るのを待ちます。目安は上あごで約4か月、下あごで約3か月です。条件が整えば、抜歯と同時に埋め込む「即時埋入」を行うこともあります。
- 1次手術(インプラント埋入)あごの骨に、歯の根の代わりとなる人工歯根(インプラント体)を埋め込みます。
- 骨と結合するのを待つ(オッセオインテグレーション)インプラントとあごの骨がしっかり結合するのを待ちます。目安は上あごで約4か月、下あごで約3か月です。
- (必要な場合)2次手術結合を確認後、歯ぐきに隠れたインプラントの頭を出すための小さな処置を行うことがあります。
- 型取り(上部構造の印象)装着する人工歯(上部構造)を作るための型取りを行います。
- 人工歯の装着(上部構造セット)完成した人工歯を取り付け、かみ合わせを丁寧に調整します。
- 定期メンテナンス長く快適に使っていただくために、定期的なチェックとクリーニングを行います。
全体の治療期間は、骨と結合を待つ期間を含めて数か月程度が一般的です。骨の状態や本数によって前後します。
骨が足りないときは?(骨を補う処置)
インプラントを支えるには、あごの骨に十分な「量」と「厚み」が必要です。検査の結果、骨が足りない場合でも、骨を補う処置を併用することでインプラントが可能になることがあります。代表的な方法は次のとおりです。
- サイナスリフト:上あごの奥歯で骨の高さが大きく不足している場合に、上顎洞(サイナス)の底を持ち上げて骨を造成する方法
- ソケットリフト:上あごの奥歯で骨の不足が比較的少ない場合に、インプラントを埋める穴から上顎洞の底をそっと押し上げて骨を造成する方法
- GBR(骨誘導再生法):骨が痩せて幅や高さが足りない部分に、専用の膜などを使って骨の再生を促す方法
これらが必要かどうかは、CT検査で骨の状態を確認したうえで判断します。骨を補う処置を併用する場合は、その分、治療期間が長くなることがあります。
当院でのインプラント治療
当院では、CTによる精密な診査・診断のうえ、お一人おひとりに合わせた治療計画をご提案します。インプラント治療は、専門的に手がける歯科医師を顧問として迎え、骨造成を伴うケースも含めて執刀を担当しています。治療の流れ・期間・費用について分かりやすくご説明しますので、まずはお気軽にご相談ください(デンタルローンによる分割払いにも対応しています)。